2026-08-06

出展企業に信頼される出展マニュアル・出展ご案内書の作り方

合同説明会を主催する際、出展企業とのトラブルを防ぎ、当日の運営をスムーズに進めるために欠かせないのが「出展マニュアル」「出展ご案内書」です。この記事では、出展企業に信頼される案内資料に何を記載すべきかを、実際の構成例をもとに解説します。

出展マニュアル・出展ご案内書が必要な理由

出展企業は、当日の流れやブース仕様、注意事項が分からないまま準備を進めると、搬入トラブルや装飾ルール違反、想定外の追加費用の発生など、主催者・出展企業の双方にとって不利益が生じます。事前に案内資料を配布することで、こうした行き違いを未然に防げます。

記載すべき基本構成

実際に作成される出展マニュアル・出展ご案内書には、以下のような項目が含まれるのが一般的です。

  1. 開催概要 — 主催者・運営会社、開催日時、開催場所
  2. 会場アクセス — 最寄り駅からのアクセス、駐車場情報
  3. 当日のスケジュール — 出展企業の受付開始時刻、オリエンテーション、開場・閉場時刻、撤去時間
  4. ブース仕様 — ブースサイズ(幅×奥行×高さ)、社名板の仕様、机・椅子の数、電源容量
  5. 荷物に関する案内 — 事前発送の宛先・伝票記入方法、当日の持ち込み条件、荷物の保管条件
  6. 出展についての注意事項 — 勧誘行為の範囲、資料コーナーの利用ルール、個人情報の取扱い、撮影・取材について
  7. ブース内の規定 — 装飾可能範囲、禁止事項(釘・ネジ・両面テープの使用禁止など)
  8. よくある質問 — 服装、来場者の呼び込み範囲、荷物量など、出展企業から寄せられやすい質問への回答

ブース仕様は図解で伝える

ブースサイズや机・椅子のレイアウトは、文章だけでは伝わりにくいため、寸法を記載した図解を用意するのが効果的です。特に「面談スペースの奥行き」「社名板の位置」「来場者の着席人数」がひと目で分かる図があると、出展企業側の準備がスムーズになります。

個人情報・迷惑行為に関する記載は明確に

合同説明会では、出展企業が来場者の個人情報(氏名・連絡先など)を受け取る場面があります。個人情報の取扱いに関する責任範囲(主催者側が責任を負わない旨など)は、誤解を防ぐために明文化しておくことが重要です。また、勧誘行為の範囲(自社ブース前に限定するなど)や迷惑行為の禁止事項も、近隣ブースとのトラブルを防ぐために明記しておく必要があります。

案内資料の作成も委託できる

出展マニュアル・出展ご案内書の作成には、過去の開催実績に基づいた構成のノウハウが求められます。合同説明会の運営委託先によっては、案内資料の作成から出展企業への配布、当日の問い合わせ対応までを代行できる場合があります。資料作成に時間をかけられない場合は、運営実績のあるパートナーに相談するのも一つの方法です。

まとめ

出展マニュアル・出展ご案内書は、開催概要・当日スケジュール・会場案内・ブース仕様・注意事項・よくある質問という基本構成を押さえることで、出展企業との行き違いを防げます。図解を活用し、個人情報や迷惑行為に関するルールを明文化することが、信頼される案内資料づくりのポイントです。